鍼灸治療

鍼灸治療

鍼灸治療は希望者のみ行います

鍼灸治療は、ほとんど痛みもなく安全で効果的な治療法ですが、鍼を刺すという行為は注射をイメージされて、恐怖心や抵抗を感じる方がいらっしゃいます。

鍼灸治療に関しては、希望者のみ行いますのでご安心ください。

スポーツ鍼灸について

近年、スポーツの現場においてオリンピック選手、プロスポーツ選手、メジャーリーガーなどが鍼灸治療を取り入れております。

トップアスリートが鍼灸治療を取り入れる理由として、以下のようなことがあります。

  • WHO(世界保健機関)でその効果が認められている
  • 安全で副作用のない治療方法である
  • 痛みを取り除くことに対して即効性がある
  • 疲労回復効果がある
  • パフォーマンス向上効果がある

WHO(世界保健機関)に認められている

運動器系疾患への鍼灸治療の効果は、WHO(世界保健機関)で認められています。

当院では肩関節痛、腰痛、股関節痛、膝関節痛、肉ばなれ、アキレス腱炎、長母指屈筋腱炎、腓骨筋腱炎、後脛骨筋腱炎、シンスプリントなどに鍼灸治療を提案することがあります。

安全で副作用のない治療方法

患部の痛みを取ることを目的とした場合、西洋医学では、痛み止めの経口薬や注射薬を使います。

一方で東洋医学の鍼灸治療では、薬を使わずに、ツボに鍼灸をすることで除痛効果を得ることができます。

どちらもメリット、デメリットはありますが、鍼灸治療は薬を使わない身体に優しい自然療法であると言えます。

副作用はほとんどありませんが、稀にマッサージ後のもみ返しのような倦怠感が出ることがあります。
そのような倦怠感も多くは1~2日間で落ち着きます。

即効性のある除痛効果

多くのスポーツ障害、バレエ障害は、筋肉、筋膜、腱、靭帯の炎症が原因となります。

鍼灸治療は炎症のある患部に鍼をすることによって、即効性のある除痛効果が期待できます。

急性期では患部にアイシングを行い、患部の周辺に鍼をすることで腫れを散らして、炎症を最小限に抑える効果も期待できます。

疲労回復効果

筋肉が疲労して硬くなっている部位に鍼をすると、鍼の周囲に血液が集まってきて血行が促進されます。

血行が促進されると疲労物質である乳酸の排出と、酸素と栄養の吸収が促進されて疲労回復が早まります。

パフォーマンス向上効果

痛みが早く取れること、疲労回復が早まることは、アスリートにとってパフォーマンスアップに繋がります。

さらにスポーツ障害の領域で鍼灸治療は、整体、マッサージ、ストレッチ、物理療法などと組み合わせることで相乗効果を発揮します。

自律神経調整効果

自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つに分かれます。

交感神経は、練習や試合中、舞台で踊っているときなどに作用が高まって、身体が興奮し筋肉を収縮させ高いパフォーマンスを発揮します。

一方で副交感神経は、リラックスしているときに作用が高まって、血流が促進されてケガの修復や筋肉疲労の回復を促します。

鍼灸治療が自律神経に与える影響としては、副交感神経を優位に働かせることができますので、治癒促進、疲労回復促進が期待できます。

鍼灸治療Q&A

Q1)鍼治療に痛みはありますか?

A1)個人差はありますが、多くの方の感想はチクッとする程度とおっしゃいます。痛みを確認しながら行っていきますのでご安心ください。当院で使用している鍼は日本製のセイリン社の鍼で、最も痛くない鍼と言われています。

Q2)感染したりしませんか?

A2)鍼は使い捨てのモノを使用しております。消毒も徹底しておりますのでご安心ください。

Q3)鍼の太さは注射のようなものですか?

A3)当院の鍼の太さは0.1ミリ~1.0ミリのモノを使用しており、髪の毛より細いか同じくらいの太さとなります。

Q4)副作用はありませんか?

A4)基本的には副作用はありません。刺激が強すぎるとマッサージ後のもみ返しのような症状が出ることもありますが、1~2日程で落ち着きます。

Q5)鍼治療の後に運動をしてもよいですか?

A5)一般的には、激しい運動は避けてくださいという回答になります。

ですが、治療後にバレエやスポーツを行うことを事前にお伝えいただければ、刺激オーバーにならないよう調整しますので、当院としましてはバレエやクラブ活動をしても大丈夫ですと回答しております。

Q6)生理中ですが鍼治療は受けられますか?

A6)大丈夫です。著しく体調が悪いようでしたら日程を数日ずらした方がよいです。

Q7)施術後にアルコールを飲んでも大丈夫ですか?

A7)血流がよくなっていますので、いつもよりお酒が回りやすくなる可能性があります。少量にするなど気を付けてください。

Q8)施術後にお風呂に入っても大丈夫ですか?

A8)血流がよくなっていますので、いつもよりのぼせやすくなる可能性があります。長湯をしない等気をつけてください。

治療法

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